2020/07/31
今日は現場で久し振りの再会がありました。
相手は今年の3月までオルトのアルバイトとして活躍し、
4月からは憧れの業界で社会人デビューしたスタッフです。
色々あって心が挫けて退職したそうです。
それでオルトにアルバイトとして復帰しました。
辞めた理由を聞くと、
それは当たり前だし、どこの業界でも、どこの会社でも同じだよ
って言う事があって、
その内容を聞いた時に、オルトから退職する社員の顔が頭に浮かびました。
ここ近年思う事ですが、
学校はなぜ、学生に対して社会人になる為に心構えておくべき事等を教えないのだろうと。
分かっていたら学生時代のアルバイトから社会人になるための準備というか、トレーニングとしてアルバイト出来ます。
たかがアルバイトでも、社会人になる時の為の練習になるから、
そのつもりで仕事に取り組んだ方が良いって、
私は学生の頃に先輩や先生から教えて貰いました。
アルバイトの頃から、仕事に取り組む心の在り方から勉強するものです。
今は損得の勘定の仕方が短期的で、しかも表面的に感じます。
マッキンゼーが「クリティカル・シンキング」を唱えていますが、
優秀な人でなくても、トライ&エラーを繰り返し、継続性を持った経験が可能にする事でもあると思います。
それが身に付かないというのは、最も重大な損失だと思います。
これは相当優秀な人でない限り1つの職業を数年継続しないと身に付かないと思います。
目に見えにくいですが、全ての職業で重要な能力だと思いますし、
それを早期に身に付けられるかどうかは、その後のキャリアに大きく影響すると思います。
クリティカル・シンキングは時には仕事だけでなく人生を切り拓く力にもなるでしょう。
オルトで働く新入社員はもちろん、
学生のアルバイトにもちゃんと教えてあげようって思いました。